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「透過の魅力」 透明であるということは、空間を持つということである。 流動的な透明(侵入できる空間)と固定的な透明(不可侵の空間)。透明と空間は同一の意味をもつか? 透過空間の魅力に対する意識が、人の根源的な美への欲求ではないだろうかとする考察への美学方面からのアプローチ 的な論文と´;ω;` 「宝石彫刻における問題点と衰退の経緯」 古代ギリシャ~メソポタミアを起源とする石製彫刻、および日用品における中でも、とりわけ宝石原石を用いた美術彫刻に触れる。それらの衰退の原因となりえた問題点をマテリアルとしての方向性からとらえ、実制作における技法研究を主にとともに論証する。 という感じの論文が´・ω・` おわんねェヨぅ´;ω;` まったく終わる気配がねえよぅ・・・ばっくれたい。マジで 両者に共通することは「透明」であることに対してですが、ここ最近ずっと透明とは何かについて考えてたらあることに気付きまして´・ω・` 日本は・・透明であることに対しての後進国ではないのか?ということです。 ガラスについてはネリさんのラルテ・ヴェトラリア執筆以前から古代ヨーロッパに技術として存在していたが歴史的背景については高価な宝石の代用品として発展したといえるわけで・・・透明度と色を追求した方向性であると考えられる。(ガレさんやラリックさんはまた別の方向性、オパルセントグラスも) 宝石においても、透明であるマテリアルに対しての平面鏡面研磨による透明度・屈折光の獲得はムガール~古代ギリシャ~紅海沿岸文明の14世紀以前(具体的な研磨形態がとられるようになったのは14世紀メディチ家のころから)以前から存在し、その頃は結晶面に沿う研磨が多いものの、いい国作ろうとか言ってた日本における宝石工芸は玉・勾玉程度の非凡な研磨。 日本が透明であるマテリアルに対して、美術的なアプローチがやっとなされたのが・・文明開化後・・・しかも技術はまるっと輸入100パーセント なんと恐ろしいことに´・ω・`縄文時代から明治までほぼまったくと言っていいほど日本の宝石加工技術は向上しておらず、ガラス工芸にいたっては江戸時代後期からやっと日の目を見出だしたといえる程の「透明なマテリアル」に対しての後進国では・・ これは環境に美を見出した日本文化と、個との調和に美を見出した文化の違いも関係するのでは・・(現代は悲しいことに環境美(笑)な日本ですが) コレデハイケナイ!`・ω・’ということで 明日あさってに宝石研磨に新兵器を導入します。 一応もう届いてるので、使ってみて宝石研磨に役立ちそうならば紹介して社会経済に貢献しとこうかなと。 ではでは´・ω・`ノ
by monolith-works
| 2011-12-29 23:58
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