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切り傷は
アロンアルファで くっつけろ´・ω・` と、言うことで彫金です、アロンアルファ・つまようじ・目玉クリップは三種の神器。 前回、つぶした粒金を付けたのですが、固定力が気に入らないので、全部ひっぺぎます´・ω・` フラックスを引き、とろ火で融着させ。 早ロウ引きを行い、粒金をロウ付けさせます´・ω・` これで、絶対取れません´・ω・` で、合成漆。 ここで、ちょっと美術特講・西洋史のテスト受けに行ってきます´・ω・` 道中のネコ。 帰還後に、本体は電気炉の上で高速乾燥させつつ、琥珀のカットに入ります´・ω・` ご存じの通り、琥珀(アンバー)とは、樹液が固まったものであり「鉱物」では無く「化石」の一種です。 映画「ジュラシックパーク」で世間一般にも有名となり、映画にもあるように、昆虫・爬虫類・植物などの有機物や水・空気などの無機物を内包することがあり、きわめて保存状態の良い当時の生物を観察する事ができます。(なにも内包されていないのがほとんどです。) また、当時の植物の「樹皮」の形に型どりされたものも見かけ、きわめて特殊な産状として、地面に達した樹液が硬化し、のちに埋没。年月を経て琥珀化し発掘されるものもあり、年代の浅いものは「コ―パル(書籍によりコパール)」と呼ばれます。 一般的に河床礫・海岸礫として採集されますが、ぱっと見はプラスチックの塊に見えます。 ようは、「天然硬化アクリル」ですので、性質・質感もプラスチックに非常に似ており、イミテーションとの見分けは至難の技´・ω・` ちなみに日本でも、千葉などの海岸で拾えます。千葉近くの方はせっかくだし探してみては。´・ω・` 余談も置いといて、サイズのちょうどいい琥珀から、採寸を書き出し 糸のこで 切りだす´・ω・` で、本体の透かしの部分に、文字通り「ぴったり」はめ込めるサイズまで、削る、あてがう、削る、あてがう、削る・・・と延々と繰り返します。´・ω・` ポイントは接地面積を1mmでも増やし、固定力を上げるために本体を受け皿型に、琥珀を台形に削り出し、隙間を作らずに地金の張力で挟み込む事です。 指が・・・すごく疲労骨折寸前です。´・ω・` 2.6割ほど終わりました´・ω・` さすが、俺(笑) 色味が違うのは厚みの違い。砥ぎだせば均一になるはず。 先は長し、はたしてこの子は展覧会に間に合うのだろうか?´・ω・` ではでは´・ω・`ノ
by monolith-works
| 2010-02-10 00:28
| 彫金
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